骨粗鬆症
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは、骨が弱くなって骨が折れやすくなってしまう骨の病気です。
背骨(背中から腰にかけて)の痛みや、背中からわき腹にかけて重く張ったような痛みとして感じることがあります。
閉経後、とくに高齢の女性に多く起こります。
また、日頃の食生活・生活習慣も少なからず関係しています。
主な原因
加齢・更年期と閉経・ダイエット・他の病気が大きな原因です。
骨密度は20歳前後でピークに達します。
そののち40歳代半ばまではほぼ一定ですが、50歳前後から急速に低下していきます。
また女性の場合は閉経期を迎えて女性ホルモンの分泌が低下すると急激に骨密度が減り、同年代の男性に比べて骨密度が低くなります。
一方、成長期の無理なダイエットも将来の骨密度に悪影響を与えます。他にもバセドウ病などの甲状腺機能亢進症、関節リウマチ、糖尿病などの病気や、胃切除後、ステロイド薬の長期内服なども骨粗鬆症の原因となります。
あなたの骨は大丈夫?
- 以前より身長が縮んだような気がする(これまで着ていた服の身丈が身体に合わなくなった)
- 背中や腰が曲がってきた・痛みを感じる
- 背中や腰の痛みで動作がぎこちない
- すぐ息切れする
- お腹がすぐいっぱいになる
- 外出しづらい
- 重いものを持ったり、立ち上がる時に腰が痛む
- 洗濯物を干すときや掃除の際に腰に痛みを感じる
1つでもあてはまれば、骨粗鬆症の可能性があります。
対策ポイント01.食事
カルシウムの摂取(牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品や小魚、干しエビなど)ビタミンDの摂取⇒カルシウムの吸収を助けます(干ししいたけ、真いわし、うなぎ、まぐろなど)
対策ポイント02.運動
適度の運動(1日30分~1時間の散歩など)
対策ポイント03.日光浴
骨を強くするのに役立ちます