リウマチ
当院では、リウマチの専門的な診察・治療を行っております。
リウマチは主に関節が炎症を起こし、破壊されていく進行性の病気で、自己免疫疾患の一つと言われています。
人間の身体には自分を外敵(細菌・ウイルスなど)から守る「免疫」という、例えれば自衛隊のような防御機構があります。
自己免疫疾患とはその司令部のどこかが異常をきたして、自分の身体を敵として攻撃してしまう病気です。
リウマチは、原因がまだ分かっていないので完治させることは困難です。
しかし最新の治療では、日常生活に問題ない程度まで機能を回復させることも不可能ではなくなってきました。
そのためリウマチ性疾患全般にいえることですが、関節リウマチの治療は早期に診断し、早期に治療することが重要と言われています。
また、薬を飲むだけではなく、患者さま自身が病気のことについてよく理解することも大切です。
当院では、患者さまが疑問に思うことは、できるだけ分かりやすく説明することを心がけております。
必要な治療法を決定し、日常生活が楽に行われることを目標にしています。
症状
- 関節が腫れる・痛いっ!と感じる
- 朝起きてから30分以上手のこわばり感がある・むくんでいる
- 全身の倦怠感が抜けない…
- 微熱が続く、だるい、首や脇のリンパ節が腫れる
- 手首や肘、膝などにコブができる
関節リウマチとは
関節リウマチの主な症状は手足をはじめ、全身の関節が腫れて痛み、特に手指がこわばったり、進行すると関節が変形したりする病気です。
また、関節以外に皮膚、肺などの全身症状を伴う場合もあります。
症状や進行の程度は人によって様々です。
関節リウマチの患者さまは現在日本に70~100万人、そして毎年約1万5000人が発病すると考えられています。そのうち8割が女性の方で、圧倒的に女性に多くみられる病気です。なぜ女性に多いのか、はっきりしたことはまだ分かっていません。
普通、関節リウマチというとお年寄りの病気と思われがちですが、実際には働き盛りの30~40歳代からの発病が多く、家事や仕事に多忙な年代だけに、患者さまの悩みも大きいのが現状です。また、関節リウマチの患者さまの血縁者には関節リウマチの人が多いとの統計もあります。
特徴
関節リウマチの一番の特徴は関節炎ですが、これは関節の滑膜(かつまく)という部分に起きる炎症です。滑膜の炎症が慢性化すると同時に滑膜が増殖し、まわりの軟骨や骨を少しずつ破壊していきます。
通常、早ければ発症から2年ほどで約60%の患者さまに関節症状びらんの進行がみられます。さらに破壊が進むと、手の指や足の指の関節に関節リウマチ特有の変形が起こり、次第に関節が動かしにくくなり、日常生活にも支障が表れます。